西宮市内指定等文化財公開
令和6年度文化庁文化芸術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)を受けて実施しています
実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください
2024年11月1日(金)~12月8日(日)の期間、
西宮市の文化財の公開と特別講座を開催します。
一般公開されていない文化財も公開される貴重なこの機会に、
西宮市の魅力的な文化財を巡ってみませんか?

特別講座
(事前申込みが必要です)


文化財の見学だけでなく、歴史資産価値を学ぶ3種類の特別講座を開催します。
講師は文化財の所有者、専門家など、文化財を知り尽くしたその道のプロ。
現地で開催するからこそ分かる知識を学んでいただけます。
各回とも先着事前予約制ですので、ご予約はお早めに。
夙川のまちと「旧山本家住宅」を訪ねて

日 時:11月22日(金)13時~15時
集 合:阪急夙川駅南改札口
目的地:旧山本家住宅(西宮市結善町)と
    夙川周辺の見学
ご案内:藤井成計さん
    (兵庫県ヘリテージマネージャー)
    西宮市立郷土資料館学芸員
定 員:20名(先着)
料 金:200円(当日現金払い)

淨橋寺の文化財と「生瀬宿」の街並みを見る
日 時:11月29日(金)13時~15時
集 合:JR生瀬駅改札口前
目的地:淨橋寺(西宮市生瀬町2丁目)と生瀬地域
ご案内:三浦真樹さん(淨橋寺住職)
    西宮市立郷土資料館学芸員
定 員:20名(先着)
料 金:無料

重要文化財「神戸女学院」探訪
~ヴォーリズのデザインとタイルを探せ~

日 時:12月3日(火)12時30分~15時
集 合:阪急門戸厄神駅西改札口
目的地:神戸女学院学内(西宮市岡田山)
ご案内:北條敦子さん(神戸女学院総務部長)
    西宮市立郷土資料館学芸員
定 員:20名(先着)
料 金:500円(当日現金払い)

小見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

見学会
(事前申込みが必要です)

【見学会】大坂城石垣石丁場跡東六甲石丁場跡(事前申込制)
日 時:12月7日(土)10時~12時
集 合:甲山森林公園管理事務所前
目的地:大坂城石垣石丁場跡東六甲石丁場跡(西宮市甲山町)
ご案内:西宮市立郷土資料館学芸員
定 員:20名(先着)
料 金:無料

関連事業

西宮市指定文化財今津灯台移設記念
今津灯台に行こう!
日 時:11月2日(土)13時~15時
場 所:今津灯台(西宮市今津真砂町)
内 容:内部公開・灯台一般公開スタンプラリーなど
料 金:無料 
予約は不要ですが、
内部公開は人数制限を設けて入場いただきます。
交通アクセス:詳細はイベントチラシをご覧ください。
       今津灯台付近に横断歩道・駐輪場が無い
       ため、
徒歩・自転車でのご来場はご遠慮
       ください。(臨時駐車場あり)

問 合 せ : 大関株式会社 0798−32−2111 (代) 
   
主催:大関株式会社
共催:神戸海上保安部
西宮市(文化財課)
西宮市歴史資産活用活性化協議会

指定等文化財の公開と
文化財カードの配布

<全13種類・限定各300枚>

西宮市の13か所の指定等文化財を11月1日(金)~12月8日(日)に公開します。
文化財によって公開日時が異なるのでご注意ください。
また、公開日にお越しいただくと公開対象の文化財カードがもらえます。

※文化財カードは指定文化財公開場所へ訪れ、ご見学いただくともらえる無料のコレクションカードです。
※文化財カードは数に限りがございますので予めご了承ください。
※公開日以降も所定の場所で文化財カードを配布する施設が一部あります。

灘の酒造用具一式 附酒造用桶・樽づくり道具一式
なだのしゅぞうようぐいっしき つけたりしゅぞうようおけ・たるづくりどうぐいっしき

公開場所:白鹿記念酒造博物館[酒蔵館](西宮市鞍掛町) 【MAP】
公開日時:11月1日(金)~展示期間 開館時間中
                ※別途、入館料が必要です。
アクセス:阪神電車「西宮」駅より札場筋を
     南へ15分
     阪神西宮駅南側より阪神バス
     「マリナパーク」行き乗車
     「交通公園前」下車南西へ1分

酒造り用具は、清酒「白鹿」の醸造元で知られる辰馬本家酒造株式会社において使用されてきたもので、桶・樽づくり道具は、同社専属の桶師および同社製樽部において各種桶類や清酒の輸送・販売容器としての樽類を製造するために使用されたものである。いずれも明治〜昭和30年代まで使用されてきたもので、灘地方における伝統的な酒造りを理解するうえで貴重な資料である。

文化財カード配布場所
白鹿記念酒造博物館(酒蔵館)
休館日:⽕曜⽇(祝⽇の場合は翌⽇、連休に含まれる場合は連休明け休館)、年末年始・夏期休暇
10:00~17:00(入館は16:30まで)
※なくなり次第配布終了

西宮の漁労用具 にしのみやのぎょろうようぐ

公開場所:西宮市立郷土資料館(西宮市川添町) 【MAP】
公開日時:11月1日(金)~11月24日(日)
アクセス:阪神電車「香櫨園」駅下車、南へ徒歩6分
     JR「さくら夙川」駅下車、南へ徒歩14分
     阪急電車「夙川」駅下車、南へ徒歩17分


西宮市域の主に海水面での漁業で使用された用具類で、内容は、
モンドリ、イカ釣り針、タコツボ、カニカゴ、ウキ、オモリ、打瀬網の桁など。江戸時代、イワシ・白魚・鯛などで全国に知られた西宮の漁業が昭和40年代に終焉に向かう中で使用された用具類で、使用された年代は概ね第二次世界大戦以降から昭和40年代までである。

文化財カード配布場所
西宮市立郷土資料館窓口
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
10:00~17:00(入館は16:30まで)
※なくなり次第配布終了

下大市文書 しもおおいちもんじょ

公開場所:西宮市立郷土資料館(西宮市川添町) 【MAP】
公開日時:11月26日(火)~12月28日(土)
アクセス:阪神電車「香櫨園」駅下車、南へ徒歩6分
     JR「さくら夙川」駅下車、南へ徒歩14分
     阪急電車「夙川」駅下車、南へ徒歩17分

摂津国武庫郡下大市村で代々庄屋を勤めた中村家に伝わる文書と、同じく代々年寄・庄屋を勤め、安政6年(1859)以降は大庄屋となった中島家が所蔵する文書とは、いわば一体をなして完結する村方文書である。貴重な元文3年(1738)の百姓逃散一件文書や百間樋用水・仁川用水・西国街道武庫川渡し関係の文書などは両家にまたがってあり、合体して下大市村の姿なり西宮地方の様子を知らしめるものとなっている。

文化財カード配布場所
西宮市立郷土資料館窓口
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
10:00~17:00(入館は16:00まで)
※なくなり次第配布終了

今津灯台 付立札1枚 いまづとうだい つけたりたてふだ1まい

公開場所:今津灯台(西宮市今津真砂町)【MAP】 
公開日時:11月2日(土)13時~15時
アクセス:イベント詳細はイベントチラシをご覧ください。
今津灯台付近に横断歩道・駐輪場が無いため、徒歩・自転車でのご来場はご遠慮ください。(臨時駐車場あり)

今津灯台は、文化7年(1810)長部家5代長兵衛が創建、現存建物は安政5年(1858)6代文次郎が再建したもので、再建時の立札が保存されている。建物は木造袴腰付灯籠形で、基壇の上に建つ。当初は行灯式であったが、大正時代に電化され、現在はLEDの灯がともる。令和5~6年に対岸から現在地へ移設された。江戸時代の灯明台の様子を今に受け継ぐ貴重な文化財である。


なくなり次第配布終了

旧山本家住宅(山本清記念財団会館)
きゅうやまもとけじゅうたく(やまもときよしきねんざいだんかいかん)

公開場所:旧山本家住宅(西宮市結善町) 【MAP】
公開日時:11月22日(金)13時~15時(特別講座開催日)
     (特別講座への参加が必要です)

アクセス:阪急電車「夙川」駅より徒歩12分
     JR「さくら夙川」駅より徒歩12分

鳥取県出身の実業家近藤寿一郎の邸宅として、昭和12年(1937)建築。茶室の研究者として知られる岡田孝男の設計による近代和風の住宅建築。主屋は木造2階一部平屋建、寄棟造桟瓦葺。その他、表門及び塀・門衛所・蔵・茶室の5棟がそれぞれ登録文化財となっている。

特別講座日以降の文化財カード配布場所
旧山本家住宅 受付
※なくなり次第配布終了
要事前予約 詳細・お申し込みはこちら
別途入館料200円が必要となります。

開館時間:10:00〜15:30(入館は15:00まで)
休館日:日曜・月曜・祝日(お盆・年末年始)

木造阿弥陀如来及両脇侍像 もくぞうあみだにょらいおよびりょうわきじぞう

公開場所:淨橋寺(西宮市生瀬町2丁目) 【MAP】
公開日時:11月29日(金)13時~15時
             (特別講座への参加が必要です)


本堂に安置される阿弥陀三尊像は、鎌倉時代の作品。いわゆる丈六仏であり、堂々とした威観を呈している。ヒノキ材による寄木造りで、彫眼・漆箔という古式の造像法をとっているが、三尊の台座・光背、両脇侍の菩薩像の天冠、足先・指先、その他の細部に後補がみられる。


特別講座日以降の文化財カード配布場所

西宮市立郷土資料館窓口
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
10:00~17:00(入館は16:30まで)
※なくなり次第配布終了      

神戸女学院 こうべじょがくいん

公開場所:神戸女学院(西宮市岡田山)【MAP】
公開日時:12月3日(火)12時30分~15時
    (特別講座への参加が必要です)

昭和8年(1933)建築。設計はヴォーリズ建築事務所による。総務館、講堂及び礼拝堂の他11棟の建物とパーゴラが指定。建物はスクラッチ・タイルやS字瓦などで外観をスパニッシュ・ミッション風に統一しながらも、機能的に求められた空間の独創的な構成や、微妙に変化に富む細部の造形で個性を持たせるなど、美的均整の追求と実用への配慮が十全に達成されており、意匠的に優れている。

特別講座日以降の文化財カード配布場所

西宮市立郷土資料館窓口
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
10:00~17:00(入館は16:30まで)
※なくなり次第配布終了      

木造阿弥陀如来立像 もくぞうあみだにょらいりゅうぞう

公開場所:明徳寺本堂(西宮市山口町上山口1丁目)【MAP】
公開日時:11月30日(土)10時~14時
アクセス:阪急バス・さくらやまなみバス 
     「上山口」バス停 徒歩3分

     公智神社から徒歩14分

鎌倉時代の作品。ヒノキ材の寄木造り。玉眼が入れられ、挿首による造像である。元は漆箔像であったことがうかがわれるが、現在は素地に墨古色が施されている。両肩の大部分と手先、足先、光背、台座は後補。鎌倉時代後半に流行したいわゆる安阿弥様で、衣文の表現や顔容に古風がうかがえる。

公開日以降の文化財カード配布場所
西宮市立郷土資料館窓口
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
10:00~17:00(入館は16:30まで)
※なくなり次第配布終了

公智神社神輿殿 こうちじんじゃみこしでん

公開場所:公智神社(西宮市山口町下山口3丁目)
     【MAP】

公開日時:11月30日(土)10時~14時
アクセス:神戸電鉄「田尾寺」駅より徒歩15分
     阪急バス・さくらやまなみバス
     「西宮インター」バス停より徒歩3分
     「山口センター」バス停より徒歩5分
     「下山口」バス停より徒歩5分
      明徳寺から徒歩14分

市内に現存する最古級の建造物。神社蔵の古図から、今の神輿殿は釈迦堂の後身であり、明治以降になって神輿殿と呼ばれるようになったと考えられる。建立年代は不明だが、柱の様子等から室町時代末期と推定される。過去の屋根修理の際の調査から、屋根は当 初、宝形造りで、檜皮葺きかこけら葺きであった可能性が高いと推定される。神輿殿背 景の社叢と一体となった貴重な文化財である。

公開日以降の文化財カード配布場所
公智神社(西宮市山口町下山口3丁目)
※なくなり次第配布終了

木造阿弥陀如来立像 もくぞうあみだにょらいりゅうぞう

公開場所:昌林寺(西宮市津門西口町)
     【MAP】

公開日時:12月1日(日)10時~14時
アクセス:JR「西宮」駅より徒歩8分

本像はヒノキ材による寄木造りで、玉眼が入れられ挿首になっており、上品下生の印を結ぶ来迎形式の立像で、柄衣には截金(きりかね)文様を施している。その様式は、快慶が創造した安阿弥様といわれる鎌倉時代後半期の最も一般的な形相をみせている。同寺には、本像の他、木造善導大師坐像(国重文)や木造観音菩薩像・勢至菩薩像(市指定)も伝わっている。

公開日以降の文化財カード配布場所
西宮市立郷土資料館窓口
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
10:00~17:00(入館は16:30まで)
※なくなり次第配布終了

大坂城石垣石丁場跡東六甲石丁場跡
おおさかじょういしがきいしちょうばあとひがしろっこういしちょうばあと

公開場所:甲山森林公園(西宮市甲山町)  
     【MAP】

公開日時:12月7日(土)10時~12時
アクセス:阪急電車「甲陽園」駅より徒歩25分
     阪神バス「阪神西宮駅」から
     「県立甲山森林公園前」下車

元和6年(1620)から約10年間にわたって、江戸幕府が主に西国と北国の諸大名を動 員して行った大坂城改修に伴う「公儀御普請」で用いる石垣の石材を採石、加工した石 丁場跡。採石と加工を行う山中の作業場、搬出前の石材をとどめ置く仮置き場、石材の 搬出路である石曳道などからなる。

見学会以降の文化財カード配布場所
甲山森林公園管理事務所(パークセンター)
受付時間:9:00~17:00
※なくなり次第配布終了

関西学院構内古墳 かんせいがくいんこうないこふん

公開場所:関西学院(西宮市上ヶ原一番町)【MAP】
公開日時:12月7日(土)10時~14時
アクセス:阪急電車「甲東園」駅より徒歩25分
     阪急電車「仁川」駅より徒歩22分
     ※駐車場はございません。予めご了承ください。

直径12m、高さ3mの小円墳。南に開口する右片袖形式の横穴式石室を有する。石室石材には仁川渓谷で採れる花崗岩の河原石が使用され、埋葬遺骸の一部と金環、滑石製勾玉、琥珀製棗玉、碧玉製管玉、水晶製切子玉、硝子製小玉、鉄鏃、馬具片、革帯留金具片、須恵器完形品が出土している。

公開日以降の文化財カード配布場所
西宮市立郷土資料館窓口
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
10:00~17:00(入館は16:30まで)
※なくなり次第配布終了

西宮神社大練塀 にしのみやじんじゃおおねりべい

公開場所:西宮神社(西宮市社家町) 【MAP】
公開日時:12月8日(日)10時~14時
アクセス:阪神電車「西宮」駅より徒歩5分

大練塀は築地塀とも呼ばれ、土を突き固めて作る版築という技法で作られている。総延長は247mに及ぶ。昭和25年の修理で大練塀から中国元の時代の銅銭が発見され室町時代中頃に築造されたと推定される。大練塀に続く「表大門」も国重要文化財。

公開日以降の文化財カード配布場所

西宮神社社務所受付
9:00~17:00
※なくなり次第配布終了

公開場所一覧(MAP)

これは編集画面用のサンプルです。

「プレビュー」から実際の見た目をご確認ください。

公開施設についてのお問合せ
西宮市歴史資産活用活性化協議会
(西宮市文化財課内)
電話0798-33-2074
(月〜金 9:00〜17:00)
見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
特別講座・文化財カードについてのお問合せ
西宮市歴史資産講座運営事務局
(株式会社プロアクティブ内)
電話078-599-7110
(月〜金 9:30〜18:00)
見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。