西宮市内指定等文化財公開
令和5年度文化庁文化芸術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)の補助を受けて実施しています
2023年11月25日(土)~12月10日(日)の期間、
西宮市の文化財の公開と特別講座を開催します。
一般公開されていない文化財も公開される貴重なこの機会に、
西宮市の魅力的な文化財を巡ってみませんか?

文化財に関する特別講座(事前申込制)

文化財の見学だけでなく、歴史資産価値を学ぶ3種類の特別講座を開催します。
講師は文化財の所有者、専門家など、文化財を知り尽くしたその道のプロ。
基礎情報から現地で開催するからこそ分かる知識まで学んでいただけます。
各回とも先着事前予約制ですので、ご予約はお早めに。
【終了しました】
淨橋寺の寺宝大公開!
旧有馬街道の宿場町「生瀬宿」の街並みを行く

日 時:2023年11月29日(水)13時~15時
集 合:JR生瀬駅改札口前
目的地:淨橋寺(西宮市生瀬町2丁目)と生瀬地域
ご案内:三浦真樹さん(淨橋寺住職)
    西宮市立郷土資料館学芸員
定 員:20名(先着)
料 金:無料

【終了しました】
重要文化財「神戸女学院」探訪
~ヴォーリズのデザインを探せ~
日 時:2023年12月1日(金)12時30分~15時
集 合:阪急門戸厄神駅西改札口
目的地:神戸女学院学内(西宮市岡田山)
ご案内:北條敦子さん(神戸女学院総務部長)
    西宮市立郷土資料館学芸員
定 員:20名(先着)
料 金:500円(当日現金払い)
【終了しました】
夙川のまち歩きと
和洋折衷の邸宅「旧山本家住宅」見学

日 時:2023年12月8日(金)13時~15時
集 合:阪急夙川駅南改札口
目的地:旧山本家住宅(西宮市結善町)と夙川地域
ご案内:藤井成計さん(兵庫県ヘリテージマネージャー)
    西宮市立郷土資料館学芸員
定 員:20名(先着)
料 金:200円(当日現金払い)

小見出し
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大坂城石垣石丁場跡東六甲石丁場跡見学会(事前申込制)





日 時:2023年12月2日(土)10時~12時
集 合:甲山森林公園管理事務所前
目的地:大坂城石垣石丁場跡東六甲石丁場跡(西宮市甲山町)
ご案内:西宮市立郷土資料館学芸員
定 員:20名(先着)
料 金:無料

指定等文化財の公開と文化財カードの配布

西宮市の9か所の指定等文化財を11月25日(土)~12月10日(日)に公開します。
文化財によって公開日時が異なるのでご注意ください。
また、公開日にお越しいただくと公開対象の文化財カードを配布いたします。
文化財カードは指定文化財公開場所へ訪れ、
ご見学いただくともらえる無料のコレクションカードです。
【全9種類・限定各200枚】
文化財カードは数に限りがございますので予めご了承ください。
※公開日以降も所定の場所で文化財カードを配布する施設が一部あります。

木造阿弥陀如来立像

公開場所:昌林寺(西宮市津門西口町) 【MAP】
公開日時:11月25日(土)10時~14時
交通アクセス:JR西宮駅より徒歩8分

本像はヒノキ材による寄木造りで、玉眼が入れられ挿首になっており、上品下生の印を結ぶ来迎形式の立像で、柄衣には截金(きりかね)文様を施している。その様式は、快慶が創造した安阿弥様といわれる鎌倉時代後半期の最も一般的な形相をみせている。同寺には、本像の他、木造善導大師坐像(国重文)や木造観音菩薩像・勢至菩薩像(市指定)も伝わっている。

文化財カード
西宮市立郷土資料館窓口にて配布
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
9:00~17:00(入館は16:00まで)
※なくなり次第配布終了



木造阿弥陀如来及両脇侍像

公開場所:淨橋寺(西宮市生瀬町2丁目) 【MAP】
公開日:11月29日(水)13時~15時(特別講座開催日)
交通アクセス:JR生瀬駅より徒歩7分

本堂に安置される阿弥陀三尊像は、鎌倉時代の作品。いわゆる丈六仏であり、堂々とした威観を呈している。ヒノキ材による寄木造りで、彫眼・漆箔という古式の造像法をとっているが、三尊の台座・光背、両脇侍の菩薩像の天冠、足先・指先、その他の細部に後補がみられる。

文化財カード
西宮市立郷土資料館窓口にて配布
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
9:00~17:00(入館は16:00まで)
※なくなり次第配布終了

神戸女学院大学

公開場所:神戸女学院大学内(西宮市岡田山) 【MAP】
公開日:12月1日(金)12時30分~15時(特別講座開催日)
交通アクセス:阪急門戸厄神駅より徒歩17分

昭和8年(1933)建築。設計はヴォーリズ建築事務所による。総務館、講堂及び礼拝堂他11棟の建物とパーゴラが指定。建物はスクラッチ・タイルやS字瓦などで外観をスパニッシュ・ミッション風に統一しながらも,機能的に求められた空間の独創的な構成や,微妙に変化に富む細部の造形で個性を持たせるなど,美的均整の追求と実用への配慮が十全に達成されており,意匠的に優れている。

文化財カード
西宮市立郷土資料館窓口にて配布
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
9:00~17:00(入館は16:00まで)
※なくなり次第配布終了

関西学院構内古墳

公開場所:関西学院(西宮市上ヶ原一番町) 【MAP】
公開日:12月2日(土)10時~14時
交通アクセス:阪急甲東園駅より徒歩25分
       阪急仁川駅より徒歩22分

直径12m、高さ3mの小円墳。南に開口する右片袖形式の横穴式石室を有する。石室石材には仁川渓谷で採れる花崗岩の河原石が使用され、埋葬遺骸の一部と金環、滑石製勾玉、琥珀製棗玉、碧玉製管玉、水晶製切子玉、硝子製小玉、鉄鏃、馬具片、革帯留金具片、須恵器完形品が出土している。

文化財カード
西宮市立郷土資料館窓口にて配布
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
9:00~17:00(入館は16:00まで)

※なくなり次第配布終了

大坂城石垣石丁場跡東六甲石丁場跡

公開場所:甲山森林公園(西宮市甲山町) 【MAP】
公開日:12月2日(土)10時~12時
交通アクセス:阪急甲陽園駅より徒歩25分
       阪神バス阪神西宮駅から県立甲山森林公園前下車

元和6年(1620)から約10年間にわたって、江戸幕府が主に西国と北国の諸大名を動 員して行った大坂城改修に伴う「公儀御普請」で用いる石垣の石材を採石、加工した石 丁場跡。採石と加工を行う山中の作業場、搬出前の石材をとどめ置く仮置き場、石材の 搬出路である石曳道などからなる。

文化財カード
公開日時以降も配布
配布場所:甲山森林公園管理事務所
受付時間:9:00~17:00
※なくなり次第配布終了

木造阿弥陀如来立像

公開場所:明徳寺本堂(西宮市山口町上山口1丁目) 【MAP】
公開日時:12月3日(日)10時~14時
交通アクセス:阪急バス・さくらやまなみバス 上山口バス停 徒歩3分
       公智神社から徒歩14分

鎌倉時代の作品。ヒノキ材の寄木造り。玉眼が入れられ、挿首による造像である。元は漆箔像であったことがうかがわれるが、現在は素地に墨古色が施されている。両肩の大部分と手先、足先、光背、台座は後補。鎌倉時代後半に流行したいわゆる安阿弥様で、衣文の表現や顔容に古風がうかがえる。

文化財カード
西宮市立郷土資料館窓口にて配布
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
9:00~17:00(入館は16:00まで)

※なくなり次第配布終了

公智神社神輿殿

公開場所:公智神社(西宮市山口町下山口3丁目) 【MAP】
公開日時:12月3日(日)10時~14時
アクセス:①神戸電鉄田尾寺駅より徒歩15分
     ②阪急バス・さくらやまなみバス
      西宮インターバス停より徒歩3分
      山口センターバス停より徒歩5分
      下山口バス停より徒歩5分
     ③明徳寺から徒歩14分

市内に現存する最古級の建造物。神社蔵の古図から、今の神輿殿は釈迦堂の後身であり、明治以降になって神輿殿と呼ばれるようになったと考えられる。建立年代は不明だが、柱の様子等から室町時代末期と推定される。過去の屋根修理の際の調査から、屋根は当 初、宝形造りで、檜皮葺きかこけら葺きであった可能性が高いと推定される。神輿殿背 景の社叢と一体となった貴重な文化財である。

文化財カード
西宮市立郷土資料館窓口にて配布
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
9:00~17:00(入館は16:00まで)
※なくなり次第配布終了

旧山本家住宅(山本清記念財団会館)

公開場所:旧山本家住宅(西宮市結善町) 【MAP】
公開日時:12月8日(金)13時~15時(特別講座開催日)
アクセス:①阪急夙川駅より徒歩12分
     ②JRさくら夙川駅より徒歩12分

鳥取県出身の実業家近藤寿一郎の邸宅として、昭和12年(1937)建築。茶室の研究者として知られる岡田孝男の設計による近代和風の住宅建築。主屋は木造2階一部平屋建、寄棟造桟瓦葺。その他、表門及び塀・門衛所・蔵・茶室の5棟がそれぞれ登録文化財となっている。

文化財カード
旧山本家住宅受付にて配布
※なくなり次第配布終了
要事前予約 詳細・お申し込みはこちら
別途入館料200円が必要となります。

開館時間:10:00〜15:45(入館は15:00まで)
休館日:日曜・月曜・祝日(お盆・年末年始)

西宮神社表大門

公開場所:西宮神社(西宮市社家町) 【MAP】
公開日時:12月10日(日)10時~14時
アクセス:阪神電車西宮駅より徒歩5分

桃山時代に建立された四脚門。切妻造本瓦葺。総高9m、基礎幅6.8m。木部が丹塗りであることから「赤門」と呼ばれる。毎年正月十日に行われる、福男選び・開門神事で知られる。表大門の南北両側に続く「大練塀」も国重要文化財。

文化財カード
公開日時以降も配布
配布場所:西宮神社社務所受付or資料室
9:00~17:00
※なくなり次第配布終了

公開場所一覧(MAP)

特別講座実施レポート

特別講座①
11月29日(水)開催
淨橋寺の寺宝大公開!旧有馬街道の宿場町「生瀬宿」の街並みを行く

JR生瀬駅に集合し、西宮市立郷土資料館学芸員の東原さんに旧有馬街道の宿場町「生瀬宿」の解説をしていただきながら淨橋寺へ。淨橋寺では国指定重要文化財「木造阿弥陀如来及両脇侍像」を中心に、所有されている数多くの文化財を公開していただき、ご住職の三浦真樹さんより、淨橋寺の歴史や仏像の解説を伺いました。参加者の皆さまには時間いっぱい境内の文化財をご見学していただきました。

特別講座②
12月1日(金)開催
重要文化財「神戸女学院」探訪~ヴォーリズのデザインを探せ~

阪急門戸厄神駅に集合し、西宮市立郷土資料館学芸員の東原さんに旧西国街道の解説をしていただきながら神戸女学院大学へ。総務部部長の北條敦子さんに正門で出迎えていただき、学院内を総務部部長・卒業生・建築家様々な視点からご案内いただきました。今回は図書館、文学館、理学館、講堂やソール・チャペルはもちろんのこと、非公開エリアのケンウッド館や社交館の内部を見学させていただく特別な体験に参加者の皆さま喜ばれていました。

特別講座③
12月8日(金)開催
夙川のまち歩きと和洋折衷の邸宅「旧山本家住宅」見学

夙川駅周辺を巡りながら、松下記念ホール(夙川公民館)からカトリック夙川教会へ。
ネオ・ゴシック・スタイルの教会で南北両面の全ての窓にステンドグラスがはめられ、荘厳な雰囲気を漂わせています。国内初のカリヨンをもつ高さ33メートルの装飾的な鐘楼は周辺地域のシンボルとなっています。夙川河川敷緑地をすすみながら、こほろぎ橋や大出橋もご案内いただきました。
旧山本家住宅では、普段非公開のキッチンや蔵などもご覧いただき、兵庫県ヘリテージマネージャーの藤井成計さんのご案内で、当時の建築について深く知る機会となりました。

これは編集画面用のサンプルです。

「プレビュー」から実際の見た目をご確認ください。

公開施設についてのお問合せ
西宮市歴史資産活用活性化協議会
(西宮市文化財課内)
電話0798-33-2074
(月〜金 9:00〜17:00)
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特別講座・文化財カードについてのお問合せ
西宮市歴史資産講座運営事務局
(株式会社プロアクティブ内)
電話078-599-7110
(月〜金 9:30〜18:00)
見出し
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